この記事では、改めてSFC修行の一つのゴールである「スーパーフライヤーズカード」の特典をまとめたいと思います。この特典に魅了を感じる方は、ぜひSFC修行にトライしてみましょう!
SFC修行そのものについては、これらの記事をご覧ください。
ANAプラチナステータス相当の特典
SFCを取得することで、ANAプラチナステータス相当の特典が利用可能になります。様々な特典がありますが、代表的なものとしては以下の通りです:
フライト搭乗前に受けられる特典
優先チェックインカウンターの利用
- ビジネスクラスやファーストクラス専用の優先チェックインカウンターを利用できます
- 長い列を避けられるため、特に混雑する時間帯や繁忙期に便利です
無料手荷物許容量の追加
- 無料で預け入れられる手荷物の重量がアップします
- 国内線ではもともとの重量に+20kg預けることができます
- 普通席は20+20=40kg、プレミアムクラスは40+20=60kgになります。プレミアムの場合はお世話になることは少なそうですが、普通席の場合は役立つかもしれません。
- 国際線の場合、預入荷物の個数を+1個できます。
専用保安検査場のご利用
- 国内の一部空港では、専用レーンで保安検査を受けることができます
- 自身の乗る便だけでなく、他の便と時間が重なって混雑する場合などに役立ちそうです
ANAラウンジの利用
- 国内線普通席・国際線エコノミー座席利用時も、ANAラウンジを利用可能になります
- ただし利用条件として、国内線の場合はANAグループ便の利用、国際線の場合はスターアライアンス加盟航空会社運航便利用時に限るという制限があります。
- つまり、フライトとしてはJALやLCCを利用し、ANAラウンジだけを利用するという使い方はできません
フライト搭乗後に受けられる特典
手荷物の優先取り扱い
- チェックイン時に預けた手荷物が、到着地で最優先で受け取れます
- 大人だけの旅行ならともかく、お子さんのいる家庭の家族旅行などでは、受け取り待ちのストレスが軽減されるのではないでしょうか
- ただし、地方空港では、到着便とシャトルバスが接続待ちをしている場合があり、早く荷物を受け取ってもあまり意味がないケースもあります
ソース:スーパーフライヤーズ会員の特典
スターアライアンスゴールドメンバー特典
SFCには、スターアライアンスゴールドメンバー資格が自動的に付帯します。そのため、ANA系だけでなく、そちらの特典も受けることができます。その内容自体は、上記のものとほとんど違いはなく、代表的なものは以下の通りです。
- 優先チェックインカウンターの利用
- 預入手荷物の重量か個数の増加
- 加盟航空会社ラウンジの利用
ソース:https://www.staralliance.com/ja/benefits-and-privileges
SFCで利用可能なラウンジ例
羽田空港国内線ANAラウンジ
羽田空港国内線にはANAラウンジが3つありますが、そのうちSFCで利用できるのは2つだけです。例えばANA LOUNGE(本館南)では、会員限定のスペースに、飲み物が用意されています。
ただし、最近ではラウンジが混雑しているという情報もあり、今後のSFC修行中に利用機会があればレポートしたいと思います
公式:https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/domestic/hnd-south
羽田空港国際線ANAラウンジ
羽田空港国際線にもANAラウンジがあります。SFCでは第2ターミナル、第3ターミナルのなどを利用できます。国際線では、会員限定のスペースに、飲み物だけでなく軽食も用意されています。
公式:https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/international/hnd/#anchor002
仁川国際空港 シルバークリスラウンジ
お隣韓国の空港を利用する場合、例えば仁川国際空港ではシンガポール航空のシルバークリスラウンジがスターアライアンス系のため、SFCで利用することが可能です。
こちらでも、会員限定のスペースに、軽食や飲み物が用意されています。
公式:https://www.singaporeair.com/ja_JP/jp/flying-withus/before-the-flight/lounges/silverkris/
まとめ
この記事では、SFC特典のうち代表的なものをまとめました。これ以外にも、空席待ちの優先や、国際線特典航空券の優先予約などもありますが、実際に自分が受ける機会が多いのはこの記事であげた内容になりそうです。
ラウンジについて、国内線についてはクレジットカードの特典ラウンジと大差無いように見え、本番は国際線からになりそうですが、そうなると「プライオリティパスを持てばよいのでは?」という代替案も出てきます。(プライオリティパスについての解説も後々予定しています)
そうなると、SFCの魅力は空港での優先対応がメインになるでしょう。実際、自分が魅力に感じたのはそういう点ですので問題ないのですが、ラウンジをメインで考える場合、果たして修行をしてまで取るべきかはよく考える必要がありそうですね。