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私のSFC修行戦略:沖縄発券

SFC修行
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2026年5月19日からのANA国内線の新運賃に合わせて改訂済みです。

SFC修行では、PP単価の低い路線を何度も往復する方法があります。でも、せっかく飛行機に乗るなら、修行中にいろいろな地域へ行ってみたいですよね。

そこで自分が考えたのは、沖縄を旅程の起点にして、PP単価を抑えながら、短い時間でも各地を観光する「沖縄発券」です。この記事では、沖縄発券の考え方と、私が実践した北海道旅行の事例を紹介します。

沖縄発券を考えたきっかけ

きっかけは、国内線の主な路線についてPPと航空券代を調べたことでした。出発地別に比べてみると、羽田発では那覇や石垣のPP単価が低く、ほかの地域から見ても沖縄は比較的PP単価を抑えやすい行き先です。

では、視点を反対にして、那覇から各地へ飛ぶとどうなるのでしょうか。調べてみると、北海道から九州まで、旅行先の候補を広げられそうだと分かりました。

那覇発のPP単価一覧

現在のスタンダードで、那覇から各地へ向かう代表的な旅程を比べました。PPはANAの上級会員資格に必要なプレミアムポイントで、PP単価は航空券代を獲得PPで割った金額です。低いほど、少ない航空券代でPPを貯められます。

  • 対象搭乗期間:2026年5月19日〜2027年3月27日
  • 運賃:スタンダード/エコノミークラス/片道
  • 価格:45日前までに購入する区分の設定最低額
  • 旅客施設使用料(PFC):含まない
行き先旅程獲得PP設定最低運賃PP単価
札幌福岡経由2,670PP25,300円9.48円/PP
仙台直行2,008PP21,230円10.57円/PP
羽田直行1,774PP15,510円8.74円/PP
新潟直行1,883PP20,020円10.63円/PP
名古屋直行1,494PP16,610円11.12円/PP
大阪直行1,382PP14,300円10.35円/PP
広島直行1,240PP15,400円12.42円/PP
高松直行1,283PP15,840円12.35円/PP
福岡直行1,059PP14,630円13.81円/PP
石垣直行595PP8,580円14.42円/PP
設定最低運賃は片道・PFC別。PPはANA公式シミュレーターで確認。札幌は那覇→福岡→新千歳の2便を合算。新潟の直行運賃は2026年5月19日〜7月16日の設定。

※全期間・全便でこの価格になるわけではありません。路線によっては季節運航や運休日もあるため、予約前にANAのスタンダード片道運賃表(2026年夏ダイヤ2026年冬ダイヤ)と予約画面をご確認ください。

現行運賃では、すべての行き先が10円/PPを下回るわけではありません。それでも、羽田は8.74円/PP、福岡経由の札幌は9.48円/PPです。那覇を起点にすれば、PP単価を確認しながら、北海道や地方都市まで旅行先の候補を広げられそうです。

沖縄発券とは?

沖縄発券とは、那覇を出発地にして、北海道や地方都市へ行く航空券を組み込む方法です。ANAの正式な運賃名ではなく、自分がSFC修行を始めたときに考えた呼び方です。

名前の元ネタは、マイル修行の上級テクニックとして知られる「海外発券」です。海外発券とは、韓国など日本以外の空港を出発地・到着地にした国際線航空券を購入し、現地までの往復航空券を別に用意する方法です。現地までの航空券が別に必要な一方、運賃や旅程によっては、旅程全体のPP単価を抑えながら多くのPPを獲得できます。その発想を国内線に置き換え、沖縄を起点にしたのが「沖縄発券」です。

東京から北海道へ行く例なら、旅程は「羽田―那覇」と「那覇―北海道」の2つに分けて考えます。実際の搭乗順は次のとおりです。

順番旅程役割
1羽田→那覇沖縄へ移動
2那覇→福岡→新千歳北海道へ行く
3新千歳→関西→那覇沖縄へ戻る
4那覇→羽田自宅方面へ戻る

羽田から北海道へ行く途中で沖縄に寄るのではなく、那覇―北海道を旅行の中心に置き、羽田―那覇はその出発地まで移動して戻る航空券と考えるのがポイントです。

北海道旅行を組み込むとPP単価はどうなる?

自分が2025年に実際に飛んだ北海道旅行と同じ経路を、現在のスタンダードで計算しました。条件は先ほどの一覧と同じです。

旅程設定最低運賃獲得PP
羽田→那覇15,510円1,774PP
那覇→福岡→新千歳25,300円2,670PP
新千歳→関西→那覇25,300円2,647PP
那覇→羽田15,510円1,774PP
合計81,620円8,865PP
設定最低運賃は片道・PFC別。経由便のPPは搭乗する便ごとに計算して合算。

この旅程は、81,620円÷8,865PP=9.21円/PPです。比較したいのは、羽田から北海道へ直接旅行する場合です。

北海道への行き方設定最低運賃獲得PPPP単価
羽田―新千歳を直行便で往復31,460円2,032PP15.48円/PP
沖縄発券の旅程81,620円8,865PP9.21円/PP
スタンダードの45日前購入区分における設定最低額・PFC別。

羽田から北海道へ直接往復する方が、運賃合計は安くなります。一方、PP単価は15円を超えます。沖縄発券は運賃合計も搭乗回数も増えますが、北海道を旅行しながら、設定最低運賃で予約できた場合は旅程全体を10円/PP未満に抑えられます。ここが、この方法を使う理由です。

※この比較はPFCを除く運賃です。沖縄発券では、このほかに宿泊費、現地交通費、食費もかかります。

※スタンダードなど現在の運賃タイプは、ANA国内線の新運賃を比較した記事で整理しています。経由便のPPは、ANA公式シミュレーターで1便ずつ確認してください。

実際に組むときのポイント

短時間旅行は目的を絞る

搭乗区間が増えるため、現地で何日も過ごすのは難しくなります。それでも、数時間から1泊程度あれば、その土地の食事や街歩きは楽しめます。

自分が新潟や北海道へ行ったときは、昼間限定の観光地をいくつも回るのは難しいと感じました。しかし、行き先を絞ったり、食べ歩きをしたりすることで、短い滞在でも旅行らしさを味わえました。新潟では、宿泊を含めて約19時間の滞在でした。

別予約なので乗り継ぎに余裕を持たせる

羽田―那覇と那覇発の旅程は別予約です。遅延や欠航で那覇への到着が遅れると、その後の便へ接続できない可能性があります。往路は那覇での前泊を基本にし、復路も同日ぎりぎりの乗り継ぎを避ける方が安心です。

北海道の例では、羽田―那覇の往復と、那覇→福岡→新千歳・新千歳→関西→那覇の往復の2つに分けて予約しました。ANAの乗り換え旅程は片道最大2区間で、乗り換えは24時間以内、最終到着地まで同じ運賃タイプを選びます。詳しい条件はANAの旅程・乗り換え案内で確認できます。

航空券以外の費用も含めて判断する

前泊や後泊が必要になると、ホテル代、食費、現地交通費も増えます。航空券だけのPP単価が良くても、旅行全体の総額は単純往復より高くなります。

また、地方空港を結ぶ便には季節運航や運休日があります。行きたい地域を決めたら、実際の運航便と航空券代、獲得PP、現地で過ごせる時間まで確認して、無理のない旅程か判断してください。

まとめ|PP単価を抑えながら各地を旅行する

沖縄発券は、単純に最安値だけを求める方法ではありません。別予約の便に接続できないリスクや天候リスクもありますし、普通に組めば宿泊も発生します。しかしながら、ただただ沖縄を往復して修行を終えるのではなく、各地へ旅行もしたい人には、面白い選択肢としておすすめします。

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