ANAは2026年4月にSFCの新制度を発表し、同年9月に内容を見直しました。2028年4月1日から、SFCのサービスが「SFC PLUS」と「SFC LITE」の2つの区分に分かれます。2028年3月31日までは現在のSFC制度が続きます。
年間決済額でPLUSとLITEに分かれる
ANAカードとANA Payの年間合計決済額が原則300万円以上なら「SFC PLUS」、未満なら「SFC LITE」に区分されます。
PLUSはスターアライアンスGoldに対応し、ANAラウンジや提携ラウンジを含む、現行SFCに近い特典が続きます。
LITEはスターアライアンスSilverに対応します。ANAグループ運航便では、ラウンジや空港サービスを一定の条件で利用できます。
決済額が300万円を下回っても退会にはなりません。SFCへの申し込み条件も変わらず、決済額は入会後のサービス区分を決める基準です。
LITEでもANAグループ運航便では特典が維持される
ANAグループ運航便を利用する場合、LITEでも優先チェックイン・優先搭乗・手荷物の優先受取が対象になります。
国内線では、ANAグループ運航便の利用時に、混雑時を除いてANAラウンジが使えます。事前予約の仕組みが導入される予定で、予約枠には限りがあり、一部のラウンジやANA便名以外の便は予約対象外です。予約なしでも当日受付で利用可否を確認できます。予約方法の詳細は2027年度中に案内される予定です。
国際線では、ANAグループ運航便を利用する場合に羽田・成田・ホノルルのANAラウンジを利用できる予定です。
提携他社便はPLUSとLITEで差が大きい
スターアライアンス加盟の他社便をLITE区分で利用するとき、ラウンジ・優先チェックイン・優先搭乗・手荷物優先受取などは原則対象外です。
ANAグループ運航便を中心に使うか、他社便も多く使うかで、PLUSとLITEのサービス差は変わります。
いつから始まり、どう判定されるのか
新区分のサービスは2028年4月1日からです。既存SFC会員の最初の判定期間は2026年12月16日〜2027年12月15日で、以降は毎年判定されます。
新規入会者は入会日によって判定期間が異なります。詳しくはANA公式の制度見直しページのFAQをご確認ください。
まとめと自分の所感
2028年からのSFCは、ANAグループ運航便と他社便でPLUS・LITEの特典差が大きく異なります。自分がどんな目的でSFCを持っているかによって、今回の制度見直しの受け止め方も変わりそうです。
国内のANAグループ運航便では、LITEでも優先搭乗や手荷物の優先受取が維持されます。この点を評価している方にとっては、LITEになっても大きな問題にはならないと思います。
一方、国内線のラウンジは混雑時を除いて利用できるとのことですが、実際にLITE会員がどの程度使えるのか、現時点ではまだ不安があります。
自分がそもそもSFCを目指したきっかけは、海外でスターアライアンス加盟の航空会社を利用する際の特典でした。LITEではその空港サービスが原則対象外となるため、自分が当初求めていた魅力はほぼなくなったと感じています。特に、海外の航空会社で優先チェックインを受けられなくなるのは痛いです。今回の見直しでこの点が変わらなかったのは、大変残念です。

