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私のSFC修行戦略:沖縄発券

SFC修行
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前回の記事では、国内の主要空港発着の各路線について、獲得可能なプレミアムポイント(PP)と、2025年1月に設定されている最低運賃でのPP単価をまとめてました。

今回はその結果を受けて私が立てたSFC修行戦略「沖縄発券」についてお伝えします。

沖縄発券とは?

最初に、沖縄発券という言葉は私の造語のため、一般には使われていません。その意味は「あらゆる旅行を沖縄(那覇)を経由して行う」ことです。

もともと「海外発券」という言葉があり、これは海外旅行に行く場合に日本を出発地にした長距離路線ではなく、お隣の韓国や東南アジアの空港を出発地にして運賃をぐっと安くするテクニックの事を言います(尚、その場合現地まではLCCなどで移動する必要がありますが、それを加味にしても日本から直接行くより安い、ということです)。SFC修行においても、この方法を活用して短期間に大量のPPを、比較的安いPP単価で獲得する方法が使われてきました。

(※詳しくは別記事で解説予定です)

沖縄発券はこの概念に近く、実際に運賃が安くなる訳ではありませんが、PP単価を抑えて様々なところに飛べるようになります

那覇発:獲得PP一覧とPP単価比較

この発想に至ったのは、様々な路線のPP単価を調べる中で、沖縄発の路線ならだいたいどこに飛んでもPP単価が安そうだ、ということに気づいたからです。実際に前回と同じ条件として、那覇発の各路線について2025年1月に設定されている最低運賃でPP単価をまとめてみました。

SUPER VALUE 75

地域ピックアップ空港獲得PP設定最低価格PP単価
東北仙台1,69515,8909.37
関東・甲信越羽田1,47611,0007.45
関東・甲信越新潟1,57815,4009.76
東海・北陸名古屋1,21310,4508.62
関西伊丹1,10810,2309.23
中国・四国広島97512,10012.41
中国・四国高松1,01511,80011.63
九州福岡80510,45012.98
沖縄石垣3705,94016.05

SUPER VALUE TRANSIT 75

地域ピックアップ空港獲得PP設定最低価格PP単価
北海道稚内(羽田経由)2,894
(那覇-羽田1676)
(羽田-稚内1218)
24,2008.36
北海道千歳(羽田経由)2,641
(那覇-羽田1676)
(羽田-千歳965)
18,7007.08
東北青森(伊丹経由)2,292
(那覇-伊丹1308)
(伊丹-青森984)
18,0407.87
東北仙台(伊丹経由)2,102
(那覇-伊丹1308)
(伊丹-仙台794)
18,7008.90
関東・甲信越新潟(伊丹経由)1,979
(那覇-伊丹1308)
(伊丹-新潟671)
18,1009.15
中国・四国高松(羽田経由)2,407
(那覇-羽田1676)
(羽田-高松731)
21,7809.05

SUPER VALUE PREMIUM 28

地域ピックアップ空港獲得PP設定最低価格PP単価
東北仙台3,22534,34010.65
関東・甲信越羽田2,86026,6509.32
関東・甲信越新潟3,03027,1008.94
東海・北陸名古屋2,42227,71011.44
関西伊丹2,24723,75010.57
中国・四国広島2,02521,20010.47
中国・四国高松2,09222,80010.90
九州福岡1,74223,20013.32
沖縄石垣1,01712,24012.04

沖縄発券のメリット・デメリット

メリット

この方法のメリットはなんと言っても「日本中、幅広い地域へPP単価を抑えて旅行に行ける」ことです。これは、今回の私の目的に合致しているため、私にとってはとても良い方法といえます。

PP単価を見ると、那覇発の路線は実際どれも単価が安いものばかりです。関西以東であればSUPER VALUE 75で10円切りも珍しくなく、中国・四国地方であってもPREMIUM 28を活用すれば10円台が見えてきます。(唯一、九州だけはそれほど下がりません)

デメリット

もちろんこの方法は良いことばかりではなく、以下のようなデメリットがあります

  • 日帰りが難しくなるため、日程の確保、宿泊費・食事代が余計に必要になる
  • 各地方での現地滞在時間が短くなりがち

1つ目の宿泊について。純粋な「SFC修行」の場合は日帰りで行われることが多いため、宿泊代や余計な食費もかかりません。今回の自分の計画では、様々な旅先で宿泊費がかかってきますので、トータル費用はどうしても上がってしまいます。

2つ目の現地滞在時間について。実際に調べると分かりますが、地方空港と那覇を結ぶ路線は毎日片道一本ずつしかなく、それも地方から沖縄に観光に来る事を想定した時間に設定されています。実例を見てみましょう。

例:沖縄-新潟路線の場合

はい、この様に、沖縄から新潟へはお昼過ぎに出発して夕方に着くのに対して、新潟から沖縄へは、朝出発してお昼過ぎに着くわけです。これはどう考えても、新潟から午前便で沖縄に遊びに来て、約24時間滞在した後、午後便で帰ることが想定されていますね。これを逆方向で使用するわけですから、現地滞在時間はどうしても短くなります。

沖縄発券でのSFC修行は、こうしたデメリットを受け入れる必要があります。

まとめ

主要空港から日本各地へのPP単価を調べた結果、私は「沖縄発券」という方法にたどり着きました。一度沖縄を経由することで、PP単価の観点では費用を抑えて、日本中を旅する事が可能です。

実際に実行するのは25年2月以降の搭乗分からのため、もう少し先の事になりますが、その時には様子をお伝えできればと思います。

追記:実際の旅の様子

この戦略を活用して、実際にいくつかの旅行に行って参りました。その時の様子については、以下の記事をご覧ください。

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